2006-01-01から1年間の記事一覧

不幸なので閉鎖します

「わたしは不幸だ」ということに気付いてしまったので、「楽しい日記」は閉鎖します。 閉鎖と言っても、プライベートモードにして、また1ヶ月くらいしたら、「不幸だけど日記を再開します」と書いて再開すると思います。 いつだったか、頭がパーになったとい…

子どもです

子どもの頃は、早く大人になりたかった。 自分がまだ子どもなのは明らかな事実なのに、他人から子どもだと思われることが、とてつもなく嫌だった。 わたしでなくとも、たいていの子どもはそういうものだと思う。 それなのに、今日、子どもが自ら「子どもです…

○○○○器(キャンプとかで使うもの)

天才が、寝る前にしりとりをしようと言い出した。「いいよ。天才からどうぞ」 「みかん」 「・・・・・・」 しりとりだとしたら、「ん」がついたら負けだ。 それなのに、しりとりをやろうと言い出した本人が、しょっぱなから負けるなんておかしい。 ということは、…

おつかれさまの大合唱

美容院に行った。 シャンプーの後、カットのための席に戻った。 1人の美容師さんが「おつかれさまでした」と言ったと思ったら、2人3人と、最後には全員が「おつかれさまでした」と言ってくれた。 いつも思う。 この大合唱は、照れるけど気分がいい。 やっぱ…

ミカンなはずない。缶コーヒーなはずない。ネギなはずあるわけない。

買い物に行く途中、植木屋さんを見かけた。 民家の松を刈っていた。 そばにトラックが止まっていて、運転席の前にはミカンが3つ、置いてあった。 あのミカンは植木屋さんが別の家でミカンの木を刈っているとき、とても欲しくなって、そっと取って運転席のと…

ボス猿を見上げ、安心した

尊敬するクリエイターの主催するオフ会に参加しました。 彼に会って、わたしは気付きました。 わたしにはなぜ友達がいないのか? 大勢の人に会ってもなぜその中の誰とも友達になりたいと思えないのか? 答えは、わたしがサル山のメス猿だからです。 サル山に…

風呂、こわい

風呂で頭を洗っていると、「ぎゃーーーーー」と叫んだり、石鹸置きやシャンプー、リンスの容器などを手当たりしだい投げたりする奇病にかかったので、天才が一緒に風呂に入ってくれました。 「大丈夫か?怖くないか?髭剃りを取りに、俺は一瞬いなくなるけど…

特定の人に渡すために作る名刺

いつのまにか夫のことを「天才」と書くのを止めていました。 たぶん風俗に行ったからです。 「でも風俗に行くのが天才じゃないんならニーチェはどうなんだ、天才じゃないって言うのか?太宰さんはどうなんだ?むしろ天才はみんな風俗に行くぞ」と夫に言われ…

牛乳のはなし2日目

え〜と・・・・・・、牛乳を買いましたよ。 今日はちゃんと牛乳を買いましたよ。 夫の性病検査の結果がシロでした。 朝から「性病だったら離婚だからね」と号泣してリストカットして、その後夫が病院に出掛けた隙に首を吊ろうとしたけど、寒いからこたつに入ってホ…

だめだだめだホットミルクだ

だめだ寒い。 あと暗い。 外が寒くて暗いから牛乳が買いに行けない。 ホットミルクが飲みたい。 寒くて暗いからホットミルクが飲みたい。 でもたぶん暗いのとホットミルクはあんまり関係ない。 朝からホットミルクが飲みたい。 ホットミルクが飲みたいと思い…

クリエイティヴィティにおいでよ

自宅地下室で、みんな踊っています。 夫はオーバードーズで頭がおかしいです。 数時間前には、ジンギスカンを食べながら、友人を交えてわたしと夫の離婚話が進んでいたはずなのに、その後1人増えて、今はわたし以外の3人が、ポイを回しながら踊っています。…

わたし走ります

朝8時に起きた。 早起きしている自分が信じらない。 今も夢の中なんじゃないかと思う。 夢の中だとすると、昨夜10時に寝て、今、朝の10時半だから、12時間以上寝てまだ眠っていることになる。 そろそろ起きたほうがいいんじゃないだろうか。 夢の中で朝ご飯…

世界は開ける

わたしには友達がいません。 夫以外に話し相手がいません。 だからいつも、愚痴は夫に聞いてもらい、ワイドショーネタも夫に話し、街で見かけた猫の話も夫にします。 『それが負担だったんだろうなぁ、だから風俗にも通うんだろうなぁ』 そう思い、わたしは…

足は折っても歯は折るな

なんとなく、自宅屋上から飛び降りてみたい気分だったのですが、歯が折れると困るのでやめました。 前に、前歯が欠けて死のうとしたことがあったけれど、今度は、歯が折れるのが嫌で死にません。 歯と命、どっちが大事なんだと訊かれたら、即答します。 歯で…

わたしが足を切られたくない理由

天才が、わたしの足を切ると言った。 わたしは切らないでと何度もお願いした。 それでもやっぱり天才は、わたしの足を切ると言う。 仕方がないので、100円ショップで原稿用紙を買い、そこに、どれだけ足を切られたくないかを綴ることにした。 たぶん20枚くら…

傘取り違え事件

ビニール傘を差して深夜のビデオ屋に行ったら、その店の傘立てに差してある傘、全部がビニール傘でした。 帰ってきて、玄関の傘立てにビニール傘を戻しながら、見ると、うちの傘立ての傘も、全部ビニール傘でした。 みんなビニール傘が大好きなんだなぁ、と…

ご近所間あいさつ戦争

敵はバットを持っている。 対するわたしは丸腰だ。 それでも構わない。 先手必勝。 こちらから攻撃をしかけた。 「こんばんは」 敵と目を合わさず、下を向きながらわたしは言った。 敵は、コクリと頭を下げた。 勝った。 ご近所間の『初めにあいさつしたほう…

歯、語る

思えばずっと銀歯だった。 ・・・・・・そう語るのは、わたしの右下奥から2番目の歯です。 地平線を見つめるかのごとく遠い目をして語る、銀歯生活の長い奥歯ですが、今日から銀歯ではなくなりました。 白い歯に生まれ変わりました。 「わーい!白いよ白いよ」と奥…

歯と無と小西真奈美さん

久しぶりに日記を書こうとしたら、書きたいことがふたつあって困った。 ふたつも日記を書いたら、目が疲れて発狂してしまう。 だから、書きたいふたつの内容をまとめてひとつの日記にしてしまおうと思う。 書きたいふたつの内容というのが、要約すると、ひと…

ラリホー・オーム

お祭りの日に、たこ焼きを食べるために脇道に逸れたら、オームがいた。 小さなペットショップの店頭にいたのは、体長30センチくらいの大きなオームだった。 オームはケージに入れられていなくて、そのまま止まり木のようなものに鎖で繋がれていた。 オームな…

強い子元気な子

歯医者に行った。 わたしも大人になったもんだと・・・・・・ 歯を削られ、自分の唾液と水の混ざった液体を噴水のように顔に浴びながら、思った。 「麻酔しますので痛かったら手を挙げてください」と言われても「はい」と言いつつ、耐えられないほどの痛みじゃない…

路上教育

今日、新宿を歩いていたらキャッチセールスらしき人に「すいません」と声をかけられた。 わたしはすかさず、「すみません。わたしは急いでいます」と答えた。 心の中で、『完璧だ』と思った。 1ヶ月くらい前、同じように、キャッチセールスの人に声をかけら…

おもちゃのチャチャチャ

昼に目が覚めた。 太陽ががんがん照っていて、眩しいくらいなのに、部屋の電気はつけっぱなしだった。 『あぁ、そうだ。天才が帰郷してて、ひとりの部屋は怖いから電気つけっぱなしで寝たんだった。あぁ眩しい』 そう思いながら部屋を出てリビングに行った。…

バランス

ファミレスで、天才とわたしは、見つめ合っていた。 見つめ合いながら、持っていたメモ用紙に、わたしは天才の、天才はわたしの似顔絵を描いていた。 要するに暇だった。 ファミレスに行って、食事も話も尽きると、わたしたちはよく、お互いの似顔絵を描いて…

わたしは幸せです

昨夜は30分間髪をとかし、今日は1時間髪をとかしました。 髪をとかしながら、天才に言いました。 「やっぱり今度のライヴ、行くのやめる」 昨夜、一緒にライヴに行こうという話をしていました。 わたしは、もうすぐやってくるライヴの日を思うと、わくわくし…

もうゴールしてもいいよね

命以外にも、体力とか気力とか、人間にはいろいろ限界があって、その限界を超えようと頑張っている人は、かっこいいと思う。 だから、わたしも頑張ってみた。 頑張って…… 頑張って…… 『軍鶏』を、2週間かけて、今出ているぶん全巻……、23冊読んだ。 偉い!わ…

猫釣り

引っ越しました。 引っ越してまだ6日しか経っていないのに、もう近所に友達ができました。 新しい友達は、トラ模様で、尻尾が通常の半分しかなくて、微かにびっこを引いている……、野良猫です。 その猫とわたしはすでに友達だけれど、どういう状態にならば野…

白く塗ったのに、血涙流されると困る

覚悟のススメ 1 (少年チャンピオン・コミックス)作者: 山口貴由出版社/メーカー: 秋田書店発売日: 1994/06メディア: コミック購入: 1人 クリック: 71回この商品を含むブログ (33件) を見る 強化外骨格を造るために何千もの兵士が犠牲となった 血涙となりて流…

電信柱を蹴りました

昨日、「電信柱を蹴りたい」と書きましたが、その直後、実際に蹴りました。 「コンビニに行こう」 「うん。行こう」 てくてく。 「電信柱だ。蹴ろう」 「うん。蹴ろう」 そんな感じで、なんでもないことのように、天才とふたり、電信柱を蹴りました。 空手を…

電信柱よ犠牲になれ

電信柱が蹴りたいです。 道を歩いていて、電信柱が目に留まるたび、「あぁ、あれをガンガン蹴ったら気持ちいいだろうなぁ」と思います。 そして、「蹴りたいなぁ、蹴りたいなぁ」と考えているうちに、電信柱を蹴っちゃいけない、この日本という国に腹が立っ…