うちの近所の野良猫は、しっぽが短いのばっかしだ

タイトルに、書きたいこと全部書いた。
どうしよう?
どうしたらいい?郵便屋さん。
いま、外を郵便屋らしきバイクが通って行ったから「郵便屋さん」って書いたけど、あれはだめだ。
やっぱり夕刊配達してる新聞屋だからだめだ。


数日前に、北海道出身の天才に訊いたこと……
「かもめって、にしん食べる?」
「見つけたら食べるよ」


うわーーーーー!!


世の中汚い人間ばっか
……って、いや、もうむしろ鳥類だよ。
ほんとに鳥類だよ。
かもめは鳥類だよ。


『ニシンが来たかとかもめに問い(「え」じゃなく「い」って聞こえるよね)ばぁ、わたしゃ発つ鳥、波に聞け〜』
とか言いながら……
食ってんじゃん!!
さっき食ったでしょ?
ニシン来たの隠してどうしよってのさ?
ひとりじめか!?
え〜!?


ってわけで、たぶんわたしの住んでるあたりの、野良猫のしっぽが短い理由は、かもめみたいに思いがけない奴に隠されてる。
「そりゃあ、あいつが知るわけないよね」っという、動物だか植物だか、なんだかに隠されてる。


一応これも、天才に訊いてみた。
「なんでだと思う?」
「共食い……いや、助け合いの精神。猫と猫が……」


耳を塞いで聞かないことにした。


やっぱり、現実はすべて知らなくていい。
カモメはニシンを食わないと、今わたしが決めた!