仕事が高じて趣味になる

在宅での副業を探している受注者と依頼主とを繋ぐクラウドソーシングサービスのサイトに再登録して4ヶ月。

実際にサイトでタスク形式の仕事をするようになり1件目が承認されてから、1ヶ月が経ちました。

その間、手数料が差し引かれる前の報酬金額5円(5分以内に回答できるアンケート回答)の仕事も含んで、さらにサイト内でよく提示されやすい33円アンケートの回答もこなし、Tシャツをデザインしてみた感想を書く440円(手数料差し引き額344円)の同じ依頼者からの同じタスク4件が楽しいお仕事だったりして、1ヶ月間で約45件のタスク形式の仕事をこなしました。

 

私がいま登録してお仕事をしているクラウドワークスというサイトに登録して実際に仕事をした経験がある方ならご存知かと思いますが、仕事依頼形式にプロジェクト(固定報酬額)、プロジェクト(時間単価制)、コンペ、タスクと4種類があります。

この1ヶ月私が応募していたのは全部タスクで、依頼主に挨拶文を送ったり契約までの行程がいくつかあったりする他の3つとは違った、「作業開始」のボタンを押せば気軽に仕事を行え、仕事にミスがなければ依頼主が確認後に承認ボタンを押してくれる、という、人付き合いが苦手だ、などのコミュニケーション面での自信もなくて在宅ワークを始める人にはうってつけのシステムがタスク形式です。

 

ここで少し話がそれますが、好きなマンガのひとつに『アスペル・カノジョ』というマンガがあって、少しずつ読み進めています。『アスペル・カノジョ』4巻で、クラウドソーシングサービスのサイト名は明記されていませんが、社会で働くことが困難な斉藤さんという女性のために一緒に暮らす主人公の横井がクラウドソーシングのサイトに登録することからやってあげ、仕事のコツを教え、斉藤さんが毎月に支払っている医療費3千円を自分で稼ぐことができれば彼女にとって自信になるだろう、という考えで動いてあげるシーンが良かったです。

主人公の横井は新聞配達で生計を立てながら同人漫画家として生活しています。

 

読んだマンガの話から、現実の私の話に戻ります。

私は10年ほど前に一度ランサーズに登録して、登録して早々、プロジェクト(固定報酬額)形式のリライトの仕事に応募し、短期間で何十記事も納品しているうちに「時給換算すると外で働く最低時給の半額程度……」「書くことに関しては筆名のきちんと掲載され、本屋でも売られた雑誌にエッセイを買いたことがあるのに」「引き受けた量を全部終わらせる前にストレスが溜まって仕事中の間食が増えたということは細かいことを考えるとおやつ代を差し引くとさらに時給換算額は低い……」などデメリットにばかり目がいってしまい、登録後、引き受けた1件目の仕事をお約束どおり納品して報酬を受け取った後に、通勤する会社仕事だけに戻りました。

 

一度クラウドソーシングサービスのサイトを辞めたのになぜ今になってまた始めたかというと、「書くことでお金を稼ぎたい。名前が出ず、著作権は譲渡の条件の仕事がほぼ全部、報酬金額は安い……けど、ここのサイトで経験を積んだ後、あらゆるタイプの書くことに関するスキルが身に付いていたら、また紙媒体で仕事ができる機会に恵まれた時に役に立つかもしれない」と、わりと希望的観測で始めました。

 

だけど引っかかってはいけないのが、クラウドワークス内の案件の中にある、稼げる勉強をしながらアンケートに答えるだけで150円、とか、そういう仕事。

スキルを身に付けたいといっても、少額でも稼ぎに行っている場所(サイト)で、情報商材を勧められてこちらがお金を払うということはしたくない。ごく稀に、それが目的かな、という案件が出回ることがありますが、運営からの注意勧告などサポート体制はしっかりしたサイトです。

 

ちなみに私が今こうして文章を書いて無料で公開しているはてなブログは、記事が面白かったり役に立ったりした場合にはアフィリエイト広告から商品をご購入頂きたいというはっきりとした目的を持ってやっています。

書いているのは人間で、書いた人間は時間も使っているのに、読む人がインターネットはすべて無料で利用したいという考えだと、考え方にズレを感じます。

応援したいと思う記事内容だった時に、余裕があればよろしくお願いします、という程度ではありますが。

 

ここでいきなり私が生成したAI美女の画像を貼ります

 

ライターとして仕事をしたくてクラウドワークスに登録したのですが、AIを生成する際に必要なプロンプト又は呪文と呼ばれる文字の並びを、すでに作ってあるAI(上の画像とは全く違うAIです)のプロンプトと、コピペで置き換えるタスク、というお仕事があって、量は多いけど簡単なパソコン作業なので応募して、報酬額が受け取れました。

その後2件、自分で生成したAIの画像を1枚送ってくださいというタスクと、シュチュエーション指定のAI画像を2枚送ってくださいというタスク、2つのタスク案件をこなしました。

これまでAI生成サイトにはどこにも登録したことがなく、仕事のために登録したわけですが、仕事が終わった後も、サイトで遊んでみたくなりました。

 

そして作ったのが上のAIちゃん。

これはもしや、趣味が高じて仕事になる、の反対の

仕事が高じて趣味になる!?

 

といってもタスクと趣味では終わらせず、今のところ私が扱えるAI美女画像生成サイトはSea Art AIだけですが、クラウドワークスでタスクではなく固定報酬額制の仕事の条件として記載されているのを見かけることの多いStable Diffusionも今後覚えたいと考えています。

Stable Diffusionはインストールの段階から挫折したのでしばらくはSea Art AI利用でできる仕事だけ、AI美女画像作成の仕事には利用していきたいと思います。

 

そして、嬉しいことに応募したタスク案件の中に、引き続きAI生成の仕事をして頂ける方には今回の画像を見た上でお声がけさせて頂きたいと思っていますが引き受けて頂ける方は申し出て下さい、といった内容の依頼主さんがいらっしゃって、自信はなかったけど申し出をしてみておいたら、数日前に、タスクでもなく、プロンプトコピペでもなく、プロンプトを自分で考えてAIをまとまった量!生成する固定報酬額制の仕事にスカウトされ契約が進んでいます。

 

あれ?

私はWEBライターの仕事をしたかったのでは?

疑問は残りますが40代にして新しい仕事に挑戦できて嬉しく思っています。

 

この記事でおすすめする漫画は『アスペル・カノジョ』

原作:萩本創八 漫画:森田蓮次

タイトルから推測できるかもしれませんが、発達障害の一つでアスペルガー症候群自閉スペクトラム症)を持つ女性が登場します。

作中の「横井に聞け」の貼り紙は、いつでも力になるからという意味の優しさだなぁ、と思ったり、障害がテーマでありながら重たさを感じさせない、マンガとしてとても面白いマンガです。