天皇じゃなくても、生きていこうと誓った日

ドラえもんの『もしもボックス』があったら、天皇になりたいと思っていました。
「なんでわたしは天皇じゃないんだ」と嘆き、枕を濡らした夜もありました。


昨夜、その思いがすっかり消えました。
わたしはわたしのままでいたいと、思いました。


わたしの意識が、他の誰かの体の中に入ったり、死んでも残っていたりするよりは、このまま生きていたほうが、まだましだと思うようになりました。


というわけで、小学校の頃から繰り返していた自殺未遂は、もうしなくなりそうです。


今朝起きたらバッグの中に、血のような、錆のようものの付いた、印刷用紙が入っていました。
全く記憶にありません。
体のどこにも傷はありませんでした。


誰の血だか、血じゃないのかわからないけれど、ゴミ箱に捨てました。