しみじみクルシイ
今日は、順番からいくと、「クルシイ日記」の日です。
でも、苦しくないので、「シジミ」について書きたいと思います。
わたしはスーパーでアサリを選んでいました。
隣で、60歳くらいの男性がシジミを選んでいました。
彼は手に持ったシジミのパックを投げ捨てるように置きました。
そして、大きな声で独り言を言いました。
「なんでシジミたけぇんだよ。ばかやろぉが!」
毎日スーパーに通っているので、スーパー内での独り言には慣れています。
でも、シジミの値段への不満を、独り言で表す人は、初めて見ました。
彼の気持ちも、わからないでもありません。
彼はきっと肝臓が悪いのでしょう。
シジミを食べて肝機能を正常化しようという、前向きな姿勢には頭が下がります。
わたしも肝機能障害予防のために、よくシジミを買います。
でも、飽きてきて、アサリを買ってしまいました。
アサリでも、なかなか効果はあると思うのですが……。
それに引き換え、アサリなどには見向きもせず、ひたすらシジミを見つめる……
しかも厳しいまなざしで見つめる彼は、素敵だなぁと思いました。
明日から、アサリを買わず、シジミばかりを買います。
高かったら、「ばかやろぉ」と独り言も忘れずに言おうと思います。
最後に……
一応「クルシイ日記」の日だったので、苦しさを、アサリとシジミの気持ちになりきって書いてみようと思います。
アサリ×20「クルシイ」
シジミ×20「アツイ」