食道炎だけど歌います

少し前から胸が詰まるような感覚があったから、昨日いつもの鍼灸院と、病院に行った。


鍼灸師は肋間神経痛だろうと言い、内科の医師は胃炎と食道炎だろうと言った。


内科で胃カメラを飲ませてくれなかったのは遺憾です。
遺憾の意を表します。
(子どものころ、「遺憾の意」って、「『遺憾』の『遺』」だと思ってた。
これで伝わるだろうか。
「あり」の「あ」みたいな感じ。)


わたしは苦しみながら胃カメラを飲むのを覚悟して行ったのに。
むしろ苦しんで「なんともなかったよ」って言われてすっきりしたかったのに。


夕方家に帰って「うー。胃炎だよー。食道炎でもあるよー。肋間神経痛はちょっと違うような気がするけど、鍼灸院の先生にはお世話になってるからそんなこと言えないよ」と泣きながら、ふとゲージの中を見たら、スナネズミが死んでいることに気付いた。


「うわーん。うわーん。なんで死んじゃうのよ!」
まだ柔らかい、でも冷たい……ネズミを手のひらに乗せて、怒りながら泣いた。
病院に行く前にゲージを見ていれば、死ぬのは止められなくても、死ぬ12時間前とかではなく数時間前の姿を見られた。


「乙女」という名前のスナネズミを、桜の木の下に植えた。
桜の下に「乙女」。
とても乙女チックだと思う。
うちに来る人は必ずと言っていいほど、2匹いたスナネズミのうち「こっちが乙女だよ」と言うと、「もう1匹のほうが、乙女って名前が似合う」と言った。
それを見越して、おもしろいから付けた名前だった。


わたしの生命力が弱ると飼っている動物が死ぬ。
そんなのは気のせいだろうか。
いつもどおり世話をしているつもりでも、何か抜けているのか。
実家で飼ってたカメが、たて続けに2匹死んだ数日前、わたしは自殺未遂をしている。
(プロフィールのところにあるこの曲、実話ですhttp://www.sepia.dti.ne.jp/tmth/korekara2.mp3


もう1匹いるスナネズミの未来(ミク)ちゃんが死なないように、わたしは元気に歌う。
今度は歌だけじゃなく、iMovieを使って動画を作るから、今日中には出来上がらない。
まずはAmazonで買ったiMovieの使い方の本を読まないと。


待ってて未来ちゃん!!


だけどゴメン! わたしが歌おうとしてるのはまたイカロスなんだよ。
「勇気ひとつを友にして」……飛び立って死んじゃうんだーーーーー。