やーめーたーいー

辞めたいことはたくさんあるけれど、わたしはわたしを辞めたくて、そんな独り言を呟きました。
こういうとき、辞めたいどれかひとつを抜き出して、「あれが元凶だ。あれを辞めてしまおう!」と決断すると、たいへんなことになってしまいます。


たとえば生きることとか。
「やっぱり辞めるの辞めた」と、飛び降りたアスファルトから屋上まで、ひゅーっと戻ってくるわけにはいきません。


ところで、わたしの頭の中の「やめたい」は、「止めたい」より「辞めたい」がしっくり来ます。


今日は、わたしがわたしという人間から辞退したい、そんな日でした。